年間約50本のゲームをプレイする、きらりがお届けする新作ゲームレビュー。
今回は2024年現在「サイバーパンク2077(Cyberpunk 2077)」をプレイした正直な感想と評価レビューをお伝えします!(※ややネタバレあり)
「サイバーパンク2077」ってどんなゲーム?
「サイバーパンク2077」は、2020年12月に発売されたCD Projekt RED開発によるポーランドのコンピューターゲームです。
ゲーム情報
タイトル | サイバーパンク2077 |
プラットフォーム | PlayStation 5, PlayStation 4, Xbox Series X/S, Xbox One, Microsoft Windows, Google Stadia |
発売日 | 2020年12月10日 |
ジャンル | アクションRPG |
スポンサーリンク
「サイバーパンク2077」を楽しむための俺的レビュー!
ここからは、ゲームについてはちょっぴり(かなり?)コアな「きらり」によるオレ的レビュー、より楽しめるポイントなどをお伝えしていきます。
アップデートからのDLCで現在人気爆発!
間違いなく、自分の人生ランキングTOP10に入るゲーム『サイバーパンク2077』。
2023年にアニメも大ヒットし、アップデートからのDLCも発売され、内容が更にブラッシュアップ。
このDLCとアップデートは、別ゲーム一本分ほどをプレイしているかのような追加要素が盛り込まれ、ファンサービスの強いものとなりました。
実は2020年の発売当時は、不具合が多すぎて評判はすこぶる悪かったんですが…。
DLCとアップデートのおかげで、2023年になってから人気が爆発し現在も人気という珍しいパターンです。
スポンサーリンク
没入感がすごい『サイバーパンク2077』の世界
『サイバーパンク2077』は、極度の資本主義の到達点というか、成れの果てというべきか、そんな未来の世界が舞台。
超大企業が権力と資本を独占して跋扈(ばっこ)し、ホームレスで溢れかえった世の中がどう変化したのかという設定です。
現実よりもリアリティを感じられるような、本当にこの世界で暮らしているような錯覚に陥る世界観。
ここまでの没入感を作れるということに驚きです。
街並みなども作り込まれ、リアルにその世界で生活しているような気にさせてくれます。
オープンワールドでありがちな、どこそこへ行かせるようなクエストが多い中で『サイバーパンク』の街並みは
ココはどうだろう?
こっちに行ったら何があるんだろう?
と自然と探索欲求が沸いてくるようにできています。
実は、もともと『サイバーパンク』の世界はそこまで好きじゃなかったんですが、このゲームにおいては別でした。
全編通してほとんどがフルボイスで、かつシームレスでスムーズに街の人との会話をすることができます。
サブストーリーに関してもメインストーリー並に濃く、おつかい要素をほとんど感じさせない作り。
これら無意識にすり込まれる情報量が、ゲームに更に没入させ面白くさせている理由なのかもしれません。
スポンサーリンク
『サイバーパンク』らしいFPS
『サイバーパンク2077』はFPSとして開発されています。
近接武器あり、銃あり、多種多様な武器もありで自分のスタイルを選べます。
サイバーパンクらしく敵をハッキングする、電波で壊すなどなど、相手に干渉できる要素も特筆すべき点です。
ただし、後半に進むにつれて、どの武器がどれで、自分の使ってる武器はどれで、何が重複してるのかというのが分かりづらくなります。
売ってしまって後で後悔する…ということもあったので、そのあたりの見づらさは惜しいところ。
そもそもサイバーパンクがコンセプトのUIなので、見やすさを求めるのは野暮なのかもしれませんが…。
スポンサーリンク
難易度・キャラ設定ほかいろんな恋愛模様も!
『サイバーパンク2077』の難易度は、オープンワールドのゲームらしく、簡単なところは簡単、難しいところは難しい、死ぬところは死ぬし、レベルが違えば絶対に勝てないレベル。
難易度は4種類から選択できるので、操作が慣れていない人でも特に心配はありません。
また、主人公(プレイヤー)の性別も選べます。
異性との恋、同性との恋、それぞれでしか見られない恋愛模様なども盛り込まれ、まさに人間としてこの世界で生活しているリアリティが感じられます。
ちなみに、私がプレイしたときは、鉄塔の上でゴリラのような男から同性愛キッスを迫られ、そのまま鉄塔から落としてやろうかと思いましたが、やんわりと断ったという流れもありました。
スポンサーリンク
【考察】「サイバーパンク2077」はどう死ぬかかテーマ!?
『サイバーパンク2077』はマルチエンディングで、かつDLCではさらなるエンディングの追加と物語の濃さに驚きました。
エンディングの選択肢においては、ちょっと意地悪な部分が見受けられ、
ああー、この人助けたいよ、助けたい、頑張って助けよう!
と決断すればするほどバッドエンドへまっしぐらという仕様もニクイ(笑)
『サイバーパンク2077』についてあえて考察するとすれば、このゲームは
「どう生きるのか」というより「どう死ぬのか」
ということが題材となっていると思いました。
「平々凡々と長生きをする」のか「派手に短く華々しく散っていくのか」
平和だけを求めればトゥルーエンドにはたどり着けず、サイバーパンクの世界観に沿って考えなければいけない。
非常に濃い一本の映画を見ているような、もっと言えば一つの人生をゲームの中で体験しているような…そんな最高峰の没入感とリアルを感じられる一作でした。
最後に余談ですが、主人公の相方ことジョニー・シルヴァーハンドを演じるキアヌ・リーブスがかっちょいいです。
スポンサーリンク
評価・採点
「サイバーパンク2077」のオレ的評価はこちらです!
難易度 | |
ストーリー性 | |
おすすめ度 |
良かった点
- 圧倒的な世界観と没入感
- 映画同等レベルのストーリー
- サブストーリーもメインストーリーレベル多数
- 自由度も高いオープンワールド
惜しかった点
- やり直しできないサブストーリーがある
- たまにゲームが落ちる
- キャラグラフィックが微妙
- ストーリーの情報量が多い
スポンサーリンク
こんな人におすすめしたい!
- サイバーパンク好き
- オープンワールド好き
- 映画好き
- 今と違う人生を体験してみたい人
- キアヌ・リーブスファン
- 完璧な現実逃避をしたい人
© 2023 CD PROJEKT S.A. All rights reserved. CD PROJEKT, the CD PROJEKT logo, Cyberpunk, Cyberpunk 2077 and the Cyberpunk 2077 logo are trademarks and/or registered trademarks of CD PROJEKT S.A. in the US and/or other countries.